週間市況予想
鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この
市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。
→市況用語の解説はこちら
H24.4.16~
-
鉄屑弱含み横ばい
メーカーの輸入は依然好調。輸出環境は円高の影響からオファーは有るものの、高値での購入は見えていない。弱い状況ではあるが連休に向けて在庫の確保もあるため大きな下落は考えにくい。
-
13Crステンレス横ばい
生産は依然として低調。鉄スクラップ価格は下落傾向だが13クロームは値上げの際も動いておらず、メーカーは入荷制限で対応している。
-
18-8ステンレス横ばい
メーカー生産は低調で、一時下支えしていた海外輸出も円高の影響で国内との価格差は解消されている。海外相場は若干値下がりしているが足元では横ばい推移か。
-
アルミ強含み
海外相場は下落しており為替が円高傾向にあることから、メーカーは輸入塊にメリットを見るものと思われる。
スクラップに関しては相場の下落に合わせて弱含んで推移するものと思われる。 -
電気銅建値様子見
電気銅建値 @700,000円/t
海外相場の下落と円高進行で足元では若干の下げ余地が見られる。
今後も相場と為替の動きに注意が必要。
市況用語の解説
-
- 強い
- 値上げの傾向が大きいと思われる。
-
- 強含み
- 値上げの傾向があると思われる。
-
- 強含み横ばい
- やや値上げの傾向があると思われる。
-
- 横ばい
- 値動きは無いと思われる。平行線。
-
- 弱含み横ばい
- やや値下げの傾向があると思われる。
-
- 弱含み
- 値下げの傾向があると思われる。
-
- 弱い
- 値下げの傾向が大きいと思われる。
-
- 様子見
- 値上げ、値下げどちらとも考えられ、様々な要因でどちらへ傾くか、様子を見る状態。