週間市況予想

鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この 市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。 →市況用語の解説はこちら

2021.11.22～

鉄屑弱含み

当地区メーカーの集荷状況は概ね好調である。
国内の発生が戻ったことで
今後一層需給がポイントとなる。
海外は依然価格帯が日本に比べると
割安な状況にあるため、輸出は考えにくい。
今後も調整下げは続くと考えられる。
13Crステンレス横ばい

海外の購入意欲は先週と変わらず堅調推移。
国内の需給も安定しているため、
今後も鉄価格の変動には注視が必要だと考えられる。
18-8ステンレス強含み横ばい

足元のLME相場は変わらず19,000ドル台後半で推移。
依然として需給がタイトな状況は変わらないため、
LMEの変動には注視が必要だと考えられる。
アルミ弱含み

LME相場は2,600ドル付近を推移。
中国のアルミ生産が回復したことにより
輸出塊の価格も下落。
輸出向けもトーンダウンしており、
国内に荷が残りやすい状況にある。
電気銅建値様子見

LME相場は9,300ドル～9,700ドル台で推移。
上物の品薄状態は変わらず依然として高値傾向。
しかし全体的な相場の安定感は出つつあり、
今後荷動きも考えられる。

バックナンバーはこちら