1. HOME
  2. 週間市況予想

週間市況予想

鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この 市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。 →市況用語の解説はこちら

2021.12.13~

  • 鉄屑弱い

    先週の関東鉄源テンダーが流札に終わり、国内外価格差は未だに縮まっていない状況。
     輸出環境が改善されないことには、目先の先安観は解消されない見込み。国内に関しては12月入り後発生の回復が進んでおり需給が緩和傾向にある。今後は海外相場の動きに注目が必要。

  • 13Crステンレス弱含み

    先週引き続き海外の購入意欲は堅調推移しているが、国内メーカーの需要は低い状態。
    先週新断の価格が大幅に下落したことで先安観が広まった。鉄価格の連動を考えると弱含みで推移。

  • 18-8ステンレス強含み横ばい

    LMEは19,900ドル付近で推移。先週に比べ少し下落している。
     国内ではスクラップの発生薄が続き需要が高い状態は続く見込み。当地区メーカーも需要は底堅く需給は緩和できない状態。今後のLME価格の動きに注目。

  • アルミ弱含み横ばい

    LME相場は2,600ドル台で推移。
    国内メーカーはLME相場の下げは落ちついたものの、海外のアルミ生産が活発化している為輸入塊の価格も下がっている状況。足元在庫が確保できていてスクラップ購入意欲は弱い状況。しかしながら自動車生産の回復基調とともに、今後は需要が増加すると見られる為、また供給が追いつかなくなると、反転する可能性はある。

  • 電気銅建値弱含み横ばい

    LME 9,300〜9,500ドル台での動き。
    コロナ変異株増加につき、先行き不透明感は変わらず中国需要も低迷。市中の動きとして高値維持は変わらず。メーカー価格が思ったほどつかない点を見てもメーカー在庫が潤沢な可能性も有り。

市況用語の解説

  • 強い
    値上げの傾向が大きいと思われる。
  • 強含み
    値上げの傾向があると思われる。
  • 強含み横ばい
    やや値上げの傾向があると思われる。
  • 横ばい
    値動きは無いと思われる。平行線。
  • 弱含み横ばい
    やや値下げの傾向があると思われる。
  • 弱含み
    値下げの傾向があると思われる。
  • 弱い
    値下げの傾向が大きいと思われる。
  • 様子見
    値上げ、値下げどちらとも考えられ、様々な要因でどちらへ傾くか、様子を見る状態。

↑このページの先頭へ