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週間市況予想

鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この 市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。 →市況用語の解説はこちら

2022.1.10~

  • 鉄屑弱含み

    国内高海外安の状況は年末から引き続き変わらず、湾岸集荷は消極的。国内メーカーの在庫は多く、先週末、一部当地区メーカーでは購入価格を引き下げる動きもあった。メーカ-によっては上級品種の購入制限もあり、荷余り感は今後も継続する模様。
    1月12日(水)の関東鉄源の価格に注視。

  • 13Crステンレス弱含み横ばい

    国内の需給は低位安定で推移。
    鉄の上級品種は特に弱基調の為、連動で下げの可能性が高い。

  • 18-8ステンレス強含み横ばい

    LME価格は20,500ドルあたりを推移。当地区メーカーの生産も高い。
    足元の環境であれば値上げが期待される。

  • アルミ様子見

    LME相場は2,900ドル台まで上昇。
    一方で国内メーカーはLME相場とは裏腹に弱基調。海外からの安価な輸入玉が流入していることで、国内価格との差が広がっている。スクラップ価格も輸入玉に引っ張られる形で下げの基調。国内の購入意欲も低調推移。

  • 電気銅建値様子見

    LME 9,400〜9,500ドル台で推移。
    市中の動きとして上物に関して高値維持は変わらず。
    高値での推移の為、値動き幅も大きく注意が必要。

市況用語の解説

  • 強い
    値上げの傾向が大きいと思われる。
  • 強含み
    値上げの傾向があると思われる。
  • 強含み横ばい
    やや値上げの傾向があると思われる。
  • 横ばい
    値動きは無いと思われる。平行線。
  • 弱含み横ばい
    やや値下げの傾向があると思われる。
  • 弱含み
    値下げの傾向があると思われる。
  • 弱い
    値下げの傾向が大きいと思われる。
  • 様子見
    値上げ、値下げどちらとも考えられ、様々な要因でどちらへ傾くか、様子を見る状態。

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