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週間市況予想

鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この 市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。 →市況用語の解説はこちら

2022.02.21~

  • 鉄屑強含み

    海外輸出が好調で国内に比べ高値が出ている状況。輸出が好調な分、国内メーカーも在庫確保に動いていくと思われる。先高感から市中の動きも鈍くなり、より一層、需給の引き締まりが予想される。

  • 13Crステンレス強含み横ばい

    海外需要はあるが輸出環境の悪さから出づらい状況。引き続き鉄の価格に連動した値動きが予想されるが、国内メーカーの需要や鉄との価格差を考えるとすぐの価格対応は考えにくい。

  • 18-8ステンレス強い

    LMEは24,000ドル台と高い水準を推移。発生は少なく、国内外ともに需給はタイトな状況。先週、国内メーカーに値上げ発表があったが、まだ上げ余地が残っており依然として強い市況感で推移していく予測。

  • アルミ様子見

    LME相場は3,200ドル後半と高水準。国内2次合金メーカーは自動車生産の減産から需要冷え込みの状況が続いており、在庫もはけていない状況もあり国内メーカーのスクラップ購入意欲は弱い。上物に関しては、LME相場に引っ張られやすいため、価格を合わせざるを得ない状況。

  • 電気銅建値弱含み横ばい

    LME相場は9,700~9,800ドル台。上物に関してはタイト感変わらず高値推移。市中発生の引き締まりもあり納入量を調整する問屋筋もある。メーカーとしてはスポットとして対応してくると思われるが銅価格の高騰をうけ、価格はあまり見込めない模様。

市況用語の解説

  • 強い
    値上げの傾向が大きいと思われる。
  • 強含み
    値上げの傾向があると思われる。
  • 強含み横ばい
    やや値上げの傾向があると思われる。
  • 横ばい
    値動きは無いと思われる。平行線。
  • 弱含み横ばい
    やや値下げの傾向があると思われる。
  • 弱含み
    値下げの傾向があると思われる。
  • 弱い
    値下げの傾向が大きいと思われる。
  • 様子見
    値上げ、値下げどちらとも考えられ、様々な要因でどちらへ傾くか、様子を見る状態。

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