週間市況予想
鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この
市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。
→市況用語の解説はこちら
2022.3.14~
-
鉄屑強い
先週の関東鉄源入札後、当地区メーカーは値上げの発表があった。
今週も引き続き海外相場は堅調で輸出価格が上昇基調の為国内もさらなる値上げの可能性が高い。 -
13Crステンレス強含み
国内13Cr製品生産は引き続き好調。海外需要もあるが、コンテナ不足は続いている。 国内スクラップ価格は鉄の新断価格に連動した値動きが考えられる。
-
18-8ステンレス強い
先週LMEのニッケル価格は暴騰。現在LMEの取引は停止している。先週、輸出価格の上昇に伴い国内メーカーも値上げの発表。依然として輸出価格は高値推移、今週もさらなる値上げの可能性が高い。
-
アルミ強含み
LME相場は3500ドルと高騰。ロシアへの制裁処置によって、ロシアからのアルミの供給と生産に必要なエネルギー供給への影響が懸念されたことによる高騰。情勢悪化で暫くは高騰が続く模様。アルミウワ物はLME高騰や発生薄により価格が上昇、スソ物も2次合金メーカーは足元在庫過多ではあるが、LME高騰や輸入塊の価格上昇、今後の自動車生産の状況により弱い状況から反転してきている。
-
電気銅建値横ばい
LME 10,000〜10,300ドル台で推移。ロシア、ウクライナ情勢によって一時期高騰したが少し落ち着いている。市中は、上物に関してはタイト感は変わらず高値推移。
銅相場の高値期待感から荷動きは悪い。
市況用語の解説
-
- 強い
- 値上げの傾向が大きいと思われる。
-
- 強含み
- 値上げの傾向があると思われる。
-
- 強含み横ばい
- やや値上げの傾向があると思われる。
-
- 横ばい
- 値動きは無いと思われる。平行線。
-
- 弱含み横ばい
- やや値下げの傾向があると思われる。
-
- 弱含み
- 値下げの傾向があると思われる。
-
- 弱い
- 値下げの傾向が大きいと思われる。
-
- 様子見
- 値上げ、値下げどちらとも考えられ、様々な要因でどちらへ傾くか、様子を見る状態。