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週間市況予想

鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この 市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。 →市況用語の解説はこちら

2022.4.11~

  • 鉄屑強含み

    海外市場は3月は急騰していたが、4月に入り頭打ち感が強まっている。
    当地区の発生は依然として低調、3月の品薄感は未だ残っている。そのため、需要家が購入価格を値上げして引き合いを強めており、鉄相場は堅調維持している。

  • 13Crステンレス強含み

    フェロクロムの4~6月積みの対日調達価格が前四半期(1~3月積み)から19%上昇し、およそ14年ぶりに最高値を更新した。国内と輸出は依然堅調、今後も新断価格に連動した値動きが予想される。

  • 18-8ステンレス強含み

    LMEは33,800ドルまで上げている。
    対ロシアの制裁が強まっており、世界の在庫減少による値上げと考えられる。
    市中発生は低迷しており荷動きも鈍化傾向で、依然として需給はタイトな状況にある。

  • アルミ強含み

    LMEは足元3,300ドル台足元若干落ちている。
    原因としては中国のロックダウンの影響。
    為替が円安傾向で、ロシア産の輸入塊の売買も見送られていることから供給不足の懸念が強まっているため、高水準が続いている。
    2次合金メーカーは足元在庫過多ではあるがスクラップ発生薄や輸入塊の価格上昇の為、国内ベースへの切り替えが進んでいる。
    来月以降もアルミ相場は引き続き堅調な状況は続く模様。

  • 電気銅建値様子見

    LMEは10,400ドル台での動き。為替は123円前後での動きで円安の動きが活発、LMEは高騰が続いている。
    市中は発生薄で、需給はタイトな状況は変わらず高値推移している。

市況用語の解説

  • 強い
    値上げの傾向が大きいと思われる。
  • 強含み
    値上げの傾向があると思われる。
  • 強含み横ばい
    やや値上げの傾向があると思われる。
  • 横ばい
    値動きは無いと思われる。平行線。
  • 弱含み横ばい
    やや値下げの傾向があると思われる。
  • 弱含み
    値下げの傾向があると思われる。
  • 弱い
    値下げの傾向が大きいと思われる。
  • 様子見
    値上げ、値下げどちらとも考えられ、様々な要因でどちらへ傾くか、様子を見る状態。

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