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週間市況予想

鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この 市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。 →市況用語の解説はこちら

2022.5.23~

  • 鉄屑弱含み

    先週、当地区メーカーは数回にわたり値下げを実施した。海外相場の下落を受け、輸出価格相場が下がっており、輸出価格に引っ張られる形で国内価格も下がっている状況。未だ輸出価格と国内価格に差があるため、引き続き値下げが考えられる。

  • 13Crステンレス弱含み

    当地区メーカーは先週値下げを実施した。鉄の新断価格が下がっているのに連動して値下げを行ったものと考えられる。今後も、鉄スクラップの値下げが予想され、それに連動して値下げされる可能性がある。

  • 18-8ステンレス弱含み横ばい

    LMEは中国のロックダウン緩和などに影響を受けながらも、先週に引き続き27,000ドル台を推移している。当地区メーカーは先週値下げを実施した。国内需要は堅調なものの、LMEの価格が下がれば値下げに動く可能性がある。

  • アルミ弱含み

    LMEは足元2,900ドル台前半で若干反発している。中国のロックダウンが解除される見通しとなり、経済回復の期待感が出てきたため。一方で、国内メーカーは自動車メーカー減産の影響で、製品の売れ行きが低調。原料、製品の在庫過多が続いている。輸入塊の価格も下落しており、購入意欲は弱い状況。

  • 電気銅建値弱含み

    LMEは足元9,390ドルと先週に比べると若干反発している。中国のロックダウンが解除される見通しとなり、経済回復の期待感が出てきたため。銅スクラップ発生量が薄い状況は継続しているが、足元では中国ロックダウンによる影響で輸出向けもトーンダウンしている。国内メーカーも一部上級屑を除き購入契約量を減らしている状況。

市況用語の解説

  • 強い
    値上げの傾向が大きいと思われる。
  • 強含み
    値上げの傾向があると思われる。
  • 強含み横ばい
    やや値上げの傾向があると思われる。
  • 横ばい
    値動きは無いと思われる。平行線。
  • 弱含み横ばい
    やや値下げの傾向があると思われる。
  • 弱含み
    値下げの傾向があると思われる。
  • 弱い
    値下げの傾向が大きいと思われる。
  • 様子見
    値上げ、値下げどちらとも考えられ、様々な要因でどちらへ傾くか、様子を見る状態。

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