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週間市況予想

鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この 市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。 →市況用語の解説はこちら

2022.6.13~

  • 鉄屑弱含み横ばい

    海外市況は引き続き軟調。輸出価格も国内価格に比べてまだ安く、下げ余地はあるものの、当地区製鋼メーカーの需要状況は様々で、一概に値下げの判断がしにくい状況。

  • 13Crステンレス弱含み横ばい

    13Crスクラップの輸出価格は下落傾向にある。製品価格やフェロクロム価格は下支え要因と言えるが、引き続き新断価格に連動した値下げが考えられる。

  • 18-8ステンレス弱含み

    LMEは27,000ドル台を推移している。LME価格は不安定な状況が続いている。
    スクラップ需給は引き続き緩和傾向。他地区が値下げに動いている事から、当地区も値下げに動く可能性が高い。

  • アルミ弱含み

    LMEは2,690ドル台を割っている状況。
    中国のロックダウンは解除したが、上海の一部地域が再封鎖した為需要回復への期待感がやや後退している。国内メーカーは自動車減産の影響を受け足元の製品需要は厳しい。製品・原料共に過多状態が続いており、更に割安な輸入塊の存在が強い。より一層の値下げに拍車がかかる状況。

  • 電気銅建値様子見

    LMEは9,400ドルと先週に比べて下落。
    上海の一部地域の再封鎖により需要回復への期待感が薄まっている状況。荷動きは鈍く、輸出環境もよくない状況が続いている。足元ではまだ中国が本格的に始動していない為、需要回復にはもう少し時間がかかる模様。

市況用語の解説

  • 強い
    値上げの傾向が大きいと思われる。
  • 強含み
    値上げの傾向があると思われる。
  • 強含み横ばい
    やや値上げの傾向があると思われる。
  • 横ばい
    値動きは無いと思われる。平行線。
  • 弱含み横ばい
    やや値下げの傾向があると思われる。
  • 弱含み
    値下げの傾向があると思われる。
  • 弱い
    値下げの傾向が大きいと思われる。
  • 様子見
    値上げ、値下げどちらとも考えられ、様々な要因でどちらへ傾くか、様子を見る状態。

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