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週間市況予想

鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この 市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。 →市況用語の解説はこちら

2022.7.4~

  • 鉄屑弱含み

    鉄スクラップ市況は続落する展開が続いている。海外市場が先行して値下げを実施しており国内市場も追随しているが値下げ対応は慎重な状態。国内高の状態が続くため域内へ荷物が流れている。7月は夏季減産の影響もあり当地区メーカーの生産も落ち込むことが予想される。

  • 13Crステンレス弱含み

    先週引き続き鉄相場は相次いで下落しており、海外のステンレス需要も薄く輸出価格は弱い傾向が続いている。新断価格に連動した値下げの動きをすると予想。

  • 18-8ステンレス弱い

    LMEは先週22,000ドル前後で推移。輸出価格は続落しており需要も低迷している。輸出市場は弱い状況が続いている。国内メーカーでも値下げや荷制限の対応をしている。国内外需給が緩んでいることから、しばらくは弱い状況が継続すると予想される。

  • アルミ弱含み

    LMEは2470ドル台で推移。海外では中国のロックダウン再封鎖の影響によって需給に軟調感がある。国内は自動車メーカー減産の影響により需要が衰退しており製品在庫が出ない状況。国内メーカーが生産調整をすることからスクラップの購入意欲は引き続き弱い状況となっている。

  • 電気銅建値弱含み

    LMEは8,000ドル台まで下落。
    輸出環境は先週と変わらず、中国のロックダウンの影響により品種によっては荷余り感が出ている。為替の円安が国内相場の下支えになっているが世界的な景気後退によって軟調感が出ている。スクラップ発生薄で、需給に勢いが無い状況が続いている。

市況用語の解説

  • 強い
    値上げの傾向が大きいと思われる。
  • 強含み
    値上げの傾向があると思われる。
  • 強含み横ばい
    やや値上げの傾向があると思われる。
  • 横ばい
    値動きは無いと思われる。平行線。
  • 弱含み横ばい
    やや値下げの傾向があると思われる。
  • 弱含み
    値下げの傾向があると思われる。
  • 弱い
    値下げの傾向が大きいと思われる。
  • 様子見
    値上げ、値下げどちらとも考えられ、様々な要因でどちらへ傾くか、様子を見る状態。

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