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週間市況予想

鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この 市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。 →市況用語の解説はこちら

2022.10.10

  • 鉄屑弱含み横ばい

    先週当地区メーカーは値下げを発表したものの、輸出価格に比べ国内価格が割高の状況は続いている。
    品種別で需要にバラつきがあり、甲山屑に関しては発生減から需要が残っているものの、一方上級品種については需給に一服感が出ている。海外市況の動きによっては足元の環境も変わってくるため、関東テンダーの結果には注視が必要。

  • 13Crステンレス弱含み横ばい

    コンテナの手配難による輸出難の状況は先週と変わらず。
    国内外の需要については一定を保っているものの、10-12月の原料価格は前回から下がっている。
    今後も新断価格に連動した値動きが考えられる。

  • 18-8ステンレス弱含み横ばい

    LMEは22,000ドル台で推移。
    当地区では品物薄から高値が残っているものの、関西方面では一部で値下げを行なっている。
    海外への輸出は再開したものの、荷動きは低調。値下げの動きが当地区に浸透してくることも考えられるため、今後の動きには注視が必要。

  • アルミ強含み横ばい

    LMEは2,300ドル台で推移。
    ロシアから供給懸念でLMEは先週から反発、在庫不足からスソ物の購入意欲は依然として高い水準を保っている。一方で自動車メーカー減産の影響でアルミメーカーについても減産の動きが出ている。今後のアルミメーカーの需給の動向には注視が必要。

  • 電気銅建値弱含み横ばい

    LMEは7,400ドル台で推移。
    品種別で需要にバラつきがあり、上級品種については購入意欲があるものの、込み銅については規格等の問題でメーカー需要が低調姿勢を保っている。

市況用語の解説

  • 強い
    値上げの傾向が大きいと思われる。
  • 強含み
    値上げの傾向があると思われる。
  • 強含み横ばい
    やや値上げの傾向があると思われる。
  • 横ばい
    値動きは無いと思われる。平行線。
  • 弱含み横ばい
    やや値下げの傾向があると思われる。
  • 弱含み
    値下げの傾向があると思われる。
  • 弱い
    値下げの傾向が大きいと思われる。
  • 様子見
    値上げ、値下げどちらとも考えられ、様々な要因でどちらへ傾くか、様子を見る状態。

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