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週間市況予想

鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この 市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。 →市況用語の解説はこちら

2022.12.26~

  • 鉄屑横ばい

    12月中旬に大幅な値上げがあったがそれ以降相場は落ち着いている。
    先日円高に切り替わったことで輸出市場の動きも鈍くなっている。
    当地区メーカーの生産も低調で粗鋼生産も減少傾向。
    年内はこのまま推移する見込み。
    年始海外市場の変化に注視が必要。

  • 13Crステンレス横ばい

    当地区メーカーの生産状況、海外相場ともに先週から大きな変化はない。
    12月中旬に鉄スクラップ価格は反発したものの値上げの対応はない。
    今後も鉄相場の動きに注視が必要である。

  • 18-8ステンレス横ばい

    LMEは28,000ドル台での推移。
    国内、海外共に需給の変化はない。
    為替が円高に切り替わったことで輸出市場も先高観が薄く当地区一部メーカーも減産傾向にあり需要がない状況。
    年内はこのまま推移する見込みだが年始の国内、海外の動きに注視が必要。

  • アルミ弱含み横ばい

    今週LMEは2,380ドルでのスタート。
    為替が円高に切り替わったことでウワ物、アルミ缶については先安感が強まっており市況は弱基調に転じている。
    直近では大手自動車メーカーが挽回生産を本格化するとのことだったが、生産計画を下方修正したことで1月のメーカー購入量も減少すると予測される。

  • 電気銅建値弱含み横ばい

    今週LMEは8,380ドルでのスタート。
    国内市場の需給は低迷している状態が続く。
    中国に関しては春節前ということで動きは鈍くメーカー購入意欲も弱い。
    年末年始にかけて輸入制限を行い需給も鈍化する見込み。相場は弱い方向に転じていく見込み。

市況用語の解説

  • 強い
    値上げの傾向が大きいと思われる。
  • 強含み
    値上げの傾向があると思われる。
  • 強含み横ばい
    やや値上げの傾向があると思われる。
  • 横ばい
    値動きは無いと思われる。平行線。
  • 弱含み横ばい
    やや値下げの傾向があると思われる。
  • 弱含み
    値下げの傾向があると思われる。
  • 弱い
    値下げの傾向が大きいと思われる。
  • 様子見
    値上げ、値下げどちらとも考えられ、様々な要因でどちらへ傾くか、様子を見る状態。

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