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週間市況予想

鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この 市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。 →市況用語の解説はこちら

2023.1.23~

  • 鉄屑弱含み横ばい

    今週は旧正月の影響で輸出価格は変動しにくい。当地区製鋼メーカーの需要は低調。国内スクラップの発生については不透明な部分もあるが回復傾向で、需給緩和により今後価格が下がりそうな状況。

  • 13Crステンレス横ばい

    一部海外では需要があるものの、主要輸出先では減産等も見られ、需要が落ちついてきている状況。引き続き国内価格は鉄に連動した動きが予想される。

  • 18-8ステンレス横ばい

    LMEは28,000ドル台での推移。LME価格が下支え要因となっている。
    当地区スクラップの発生は少ないが、メーカーの生産も依然として低調で購入意欲は高くない。輸出価格は一時期と比べると価格が下がってきており、値上げは考えにくい。輸出価格が動きにくい今週は横ばいと予想。

  • アルミ弱含み横ばい

    中国のゼロコロナ規制解除による需要期待感などにより、LMEは2,600ドルまで上昇。一方で、国内アルミメーカーは在庫を多く抱えており、購入意欲が低い。来月以降の自動車メーカーの生産状況と、国内アルミメーカーの生産状況に注視が必要。

  • 電気銅建値様子見

    LMEは9,340ドル付近と高値で推移している。一方で、国内メーカーは在庫が多く、購入意欲は低い状況。市中も荷動きが鈍くなっている。先週に引き続き、実需とは異なる市況の動きもあり、注視が必要である。

市況用語の解説

  • 強い
    値上げの傾向が大きいと思われる。
  • 強含み
    値上げの傾向があると思われる。
  • 強含み横ばい
    やや値上げの傾向があると思われる。
  • 横ばい
    値動きは無いと思われる。平行線。
  • 弱含み横ばい
    やや値下げの傾向があると思われる。
  • 弱含み
    値下げの傾向があると思われる。
  • 弱い
    値下げの傾向が大きいと思われる。
  • 様子見
    値上げ、値下げどちらとも考えられ、様々な要因でどちらへ傾くか、様子を見る状態。

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