週間市況予想

鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この 市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。 →市況用語の解説はこちら

2023.1.30～

鉄屑弱含み横ばい

春節明けという事もあり海外からの引き合いはまだそこまで強くない。それに連動して国内市況も弱い状況が続いている。
当地区メーカーも先週から引き続き需要は低調姿勢。今後トヨタ自動車の生産が回復し、スクラップ発生も回復していくと需給緩和が予想され供給過多になり先行きも弱くなると予想される。
13Crステンレス横ばい

国内相場、輸出環境ともに先週から大きな変化はない。引き続き鉄相場に連動した動きが予想される。
18-8ステンレス横ばい

LMEは28,000ドル台での推移しており、依然として高水準である。
国内は市中スクラップ発生が薄くなっている。しかしメーカーの生産も低調で需要・購入意欲も低いことから低位安定をしている状況。
アルミ強含み横ばい

LMEは2,600ドル付近まで上昇しており、堅調な動きをしている。春節明けの期待感からLMEも今後上げ余地は十分に考えられる。
一部の国内メーカーは棚卸しを終えて来月からの購入意欲、生産も回復傾向にある。
電気銅建値様子見

LMEは9,300ドル付近と先週に引き続き高値での推移。
国内メーカーの需要・購入意欲は依然として低い。
春節明けの中国の動きに注視が必要である。

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