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週間市況予想

鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この 市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。 →市況用語の解説はこちら

2023.3.6~

  • 鉄屑強含み横ばい

    海外市況は少し上がっている。一方、地区メーカーの生産は引き続き低調推移、購入意欲も低い。今週の関東鉄源の入札結果次第で、国内メーカーも輸出価格に追随する形で価格対応を行う可能性がある。

  • 13Crステンレス横ばい

    国内は先週と大きな変化はなく、メーカーの需要は引き続き低調推移。海外需要も低調になり始めている。今後も鉄相場の動きに注視が必要である。

  • 18-8ステンレス弱含み横ばい

    LMEは24,000ドル付近を推移している。
    国内の生産は低く需要は依然として低調な荷動きが続いている。LME価格のさらなる下落によっては、メーカーも値下げの可能性がある。

  • アルミ弱含み横ばい

    LMEは2,400ドル付近を推移している。
    メーカーは3月棚卸をひかえている業者があるのと、製品在庫がまだはけきれて
    いない状況。ただスクラップ発生不足もあり、今後を見越した時に下げづらい状況で
    ある。中国の今後の需要回復が出てくればまた追随せざるを得ない可能性が出始めている。

  • 電気銅建値様子見

    LMEは8,900ドル台推移している。
    中国の需要期待感からLMEは上げ基調ではあるが、ここにきて、アメリカの利上げによるドル高と、ウクライナ戦争で中国がロシアに軍事支援を行っているのを受けて、アメリカが中国に追加制裁を行う危機感が出始めている。国内メーカーの需要は回復しておらず。3月までは回復の期待感は薄い。

市況用語の解説

  • 強い
    値上げの傾向が大きいと思われる。
  • 強含み
    値上げの傾向があると思われる。
  • 強含み横ばい
    やや値上げの傾向があると思われる。
  • 横ばい
    値動きは無いと思われる。平行線。
  • 弱含み横ばい
    やや値下げの傾向があると思われる。
  • 弱含み
    値下げの傾向があると思われる。
  • 弱い
    値下げの傾向が大きいと思われる。
  • 様子見
    値上げ、値下げどちらとも考えられ、様々な要因でどちらへ傾くか、様子を見る状態。

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