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週間市況予想

鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この 市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。 →市況用語の解説はこちら

2023.4.3~

  • 鉄屑弱含み横ばい

    依然として当地区メーカーはスクラップ在庫が多く、購入意欲が低い。
    海外相場に比べ、国内価格の割高感は残っており、下げ余地がある。
    今週の関東鉄源の結果には注意が必要。

  • 13Crステンレス横ばい

    鉄相場に連動し弱い市況感だが、国内相場、輸出環境ともに先週から大きな変化はなしで横ばい推移。

  • 18-8ステンレス弱含み

    LMEは23,000ドル台を推移。
    韓国大手メーカーの下げなどにより、海外の輸出相場は軟調感あり。
    当地区メーカーの生産は先月対比で増加傾向にあるが、スクラップ在庫は多く購入意欲は低い。

  • アルミ弱含み横ばい

    LMEは2,400ドル台を推移。
    ヨーロッパ、アメリカの金融不安が和らいだことで中国需要が回復してきている。
    国内メーカーの製品価格は伸び悩んでおり、製品単価の値上げは考えにくい。
    スクラップ発生が薄い状況だが、在庫が多く製品が流れていかないことにより、購入意欲は低い。

  • 電気銅建値様子見

    LMEは先週同様8,900ドル台で推移。
    再び中国の景気回復期待感も出てきている。
    国内の需要は低調推移で、スクラップ発生も薄い。

市況用語の解説

  • 強い
    値上げの傾向が大きいと思われる。
  • 強含み
    値上げの傾向があると思われる。
  • 強含み横ばい
    やや値上げの傾向があると思われる。
  • 横ばい
    値動きは無いと思われる。平行線。
  • 弱含み横ばい
    やや値下げの傾向があると思われる。
  • 弱含み
    値下げの傾向があると思われる。
  • 弱い
    値下げの傾向が大きいと思われる。
  • 様子見
    値上げ、値下げどちらとも考えられ、様々な要因でどちらへ傾くか、様子を見る状態。

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