週間市況予想

鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この 市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。 →市況用語の解説はこちら

2023.7.3~

鉄屑強含み横ばい

当地区の足元はスクラップの発生が薄く、荷が集まりづらい状況になっている。
当地区のメーカーの多くは7月末から炉修を控えている為、前半は積極的に集荷姿勢を見せている。来週の関東鉄源には注視が必要。
13Crステンレス横ばい

依然として当地区はスクラップの発生が少ない。大きな変化はなく引き続き鉄に連動した動きが予測されている。
18-8ステンレス弱含み横ばい

LMEは20,400ドル前半付近での推移。
国内の購入量は低く、売りにくい状況が続いている。先週に引き続き、当地区のスクラップ発生は薄い。海外に関しては、為替の影響を受け、輸出相場が国内相場の下支えになっている。
アルミ弱含み横ばい

LMEは2,100ドル付近を推移。
国内メーカーは依然として製品の需要が弱く、製品価格も下げ基調。それに伴いスクラップの価格も連動して下げ基調ではあるが、スクラップの発生も少なく、荷が集まりづらい環境となっていることが下支えとなっている。
電気銅建値弱含み横ばい

LMEは8,300ドル中盤を推移。
依然としてメーカーの生産、製品の需要も弱く、購入意欲も低い。
LMEは米利上げ観測による景気減速不安を材料に下げだが、現状為替の円安が下支えになっている。

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