週間市況予想

鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この 市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。 →市況用語の解説はこちら

2023.7.31～

鉄屑横ばい

夏季減産や炉修による荷止めや荷制限が続いており、メーカーの購入意欲は低い状況が続いている。
輸出も価格が下がっており海外の需要も薄く、国内外のスクラップの市況は軟調。
13Crステンレス横ばい

国内相場、輸出環境ともに先週から大きな変化はない。引き続き鉄相場に連動した動きが予想される。
18-8ステンレス横ばい

LMEは22,000ドル台で推移。
国内需給に大きな変化は無く、メーカーの購入意欲は低い状況が続いている。
海外についても需給は薄く、国内外で荷余り感は続いている。
アルミ弱含み横ばい

LMEは2,200ドル付近での推移。
引き続き国内メーカーの製品需要は回復していない状況。
生産コストは高騰しているが、安価な輸入塊におされ、製品価格も下げ基調、市中発生は薄いが製品価格が上がらない為、スクラップ価格を下げざるおえない状況がしばらく続く模様。
電気銅建値横ばい

LMEは8,600ドル付近を推移。為替も円安傾向。
為替の変動や中国経済の様々な要因の影響により、LMEは乱高下している状況。一方で国内の需要は低位安定してる状況。市中発生は薄いが、製品需要も低いので国内メーカーの購入意欲は弱い状況が続いている。

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