週間市況予想

鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この 市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。 →市況用語の解説はこちら

2023.11.13～

鉄屑横ばい

先週行われた関東鉄源は先月とほぼ同価格での落札となった。
当地区メーカーの入荷状況は安定しており、一時的な海外需要が国内相場を下支えしている状況。
メーカーは減産期に向けて購入を調整していく可能性があるため注意が必要。
13Crステンレス横ばい

先週は輸出相場の変動により、当地区メーカーの価格が上昇した。
国内需要に大きな変化はなく、引き続き鉄に連動した動きが予想される。
18-8ステンレス弱含み横ばい

LMEは17,000ドル台で推移。
メーカーの購入意欲は低いが市中発生が薄いため、低位安定している。
指標であるLMEの下落が相場に影響することも考えられるので注意が必要。
アルミ強含み横ばい

LMEは2,200ドル付近を推移。
メーカーのひっ迫感は一服しているものの、依然として市中発生薄によるナイモノ高は継続しており、品種によっては値上げの傾向が見られる。
電気銅建値弱含み横ばい

LMEは8,000ドル付近を推移。
国内需要が回復していないため、メーカーの購入意欲は低く、市中の発生が薄く低位安定している。

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