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週間市況予想

鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この 市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。 →市況用語の解説はこちら

2024.4.8~

  • 鉄屑横ばい

    国内相場は先週から大きな変化は今のところ無い。
    当地区の一部メーカーでは値動きがあり値上げとなったが、市況観が上向きになったというわけではなく先月単独で値下げした分の値戻しという動きとなっている。
    海外相場については為替が円安に振れているが、引き合いはそこまで強いわけではない。
    今週の関鉄源の結果に注視する必要がある。

  • 13Crステンレス横ばい

    国内、海外相場ともに先週から大きな変化は無く横ばい推移すると思われる。

  • 18-8ステンレス強含み横ばい

    LMEは17,000ドル台での推移。
    先月海外向けで引き合いが出ていたが、今月に入り一旦落ち着いた動きとなっている。
    国内市況については先週に引き続きスクラップ発生が薄く、荷動きも良くないため低位安定の動きとなっている。
    発生薄によるナイモノ高やLME指標の回復が相場の下支え要因となっている。

  • アルミ強い

    LMEは2,400ドル台付近での推移。
    国内市況については製品の需要に対してスクラップが発生薄となっており、原料不足といった状況が加速している。メーカーとしても原料確保を最優先するべく価格を上げる対応をせざるを得ない。
    国内外共に引き合いが強くなってきているので、引き続きこの状況は続くと思われる。

  • 電気銅建値強含み横ばい

    LMEは9,300ドルでの推移。指標の急激な上げと為替の円安も相まって銅建値は急激に上昇する動きとなった。
    国内市況はスクラップ発生薄から原料不足となっており集荷に苦戦している状況だが、黄銅メーカーを始めとして引き続き低調な動きとなっている。

市況用語の解説

  • 強い
    値上げの傾向が大きいと思われる。
  • 強含み
    値上げの傾向があると思われる。
  • 強含み横ばい
    やや値上げの傾向があると思われる。
  • 横ばい
    値動きは無いと思われる。平行線。
  • 弱含み横ばい
    やや値下げの傾向があると思われる。
  • 弱含み
    値下げの傾向があると思われる。
  • 弱い
    値下げの傾向が大きいと思われる。
  • 様子見
    値上げ、値下げどちらとも考えられ、様々な要因でどちらへ傾くか、様子を見る状態。

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