週間市況予想
鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この
市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。
→市況用語の解説はこちら
H24.7.30~
-
鉄屑横ばい
国内のメーカー生産は低調の推移で、甲山関係は若干のタイト感が出ている。
新断の流れは比較的順調だが、為替の影響により海外からの引き合いが悪い。今後の海外動向が焦点となる。
-
13Crステンレス弱含み横ばい
メーカーの入荷は好調で依然として生産低調の推移が続いている。
輸出向けの高値が出ているが、国内価格を底上げする要因には繋がらない。
-
18-8ステンレス横ばい
国内メーカーの需要、市中屑の発生は低調。海外LMEの推移は若干の下げ基調にある。先週、メーカーの価格下げ発表を踏まえ、今週の値動きは考えにくい。
-
アルミ横ばい
自動車生産の下支えを受け比較的安定していた生産も、夏期からの減産によってメーカーの購入が下がっている。市中の発生は夏枯れもメーカーとのバランスが取れており、相場を動かす要因には至っていない。
-
電気銅建値様子見
建値630,000-/t
建値をベースに考えると為替の影響や海外情勢、投機的な動きによって変動すると思われる。
市況用語の解説
-
- 強い
- 値上げの傾向が大きいと思われる。
-
- 強含み
- 値上げの傾向があると思われる。
-
- 強含み横ばい
- やや値上げの傾向があると思われる。
-
- 横ばい
- 値動きは無いと思われる。平行線。
-
- 弱含み横ばい
- やや値下げの傾向があると思われる。
-
- 弱含み
- 値下げの傾向があると思われる。
-
- 弱い
- 値下げの傾向が大きいと思われる。
-
- 様子見
- 値上げ、値下げどちらとも考えられ、様々な要因でどちらへ傾くか、様子を見る状態。