週間市況予想

鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この 市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。 →市況用語の解説はこちら

2024.6.24~

鉄屑横ばい

7月に向けてメーカーの生産が減少する傾向があるが、現在の需要は堅調。スクラップの発生が少ないことや為替の円安傾向が、価格の下支えとなっている。
13Crステンレス横ばい

国内市況には先週から大きな変化はなく、国内メーカーの需要は堅調で需給は安定している。海外ではフレートの高騰や、需要の低下により輸出入の動きが鈍くなっているため、注意が必要。
18-8ステンレス弱含み

LMEは16,000後半での推移。
LME指標の下落により海外相場の値下げが起こっている。当地区ではスクラップの発生が少ないことが価格を支えているが、輸出価格や海外の価格に引っ張られて、国内相場も下げの余地がある。
アルミ弱含み横ばい

LMEは2,500ドル付近で推移。
LME相場が下落傾向にあり、一部のメーカーではウワ物に対して値下げの声も聞かれる。市中発生の薄いため、価格は動かしづらい状況。
電気銅建値弱含み横ばい

LMEは9,600ドル付近。
国内の需給は変わらず低位で安定している。市中発生は少ないものの、自動車メーカーの不正問題等で先行きの不透明感なため需要低下の懸念も見られる。

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