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週間市況予想

鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この 市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。 →市況用語の解説はこちら

2024.7.1~

  • 鉄屑横ばい

    先週、当地区メーカーは品種ごとで異なった動きではあったものの値上げの発表があった。
    一部メーカーでは生産停止の影響から集荷状況が悪く、思うように荷が集まっていない事もあって集荷に対して積極的な姿勢を見せている。
     海外相場については、為替の円安傾向が下支えになっており先週から大きな変化は無い。

  • 13Crステンレス弱含み

    船代の高騰や需要の低下で輸出環境は以前よりも悪くなっており、価格が下がっていることから販売先が限定されてきている。
    当地区メーカーの粗鋼生産は悪くないものの、上記の観点から連動して値下げの動きを取るのではと予想される。

  • 18-8ステンレス弱含み横ばい

    LMEは先週に引き続き16,000ドル後半での推移。
    海外相場では指標の下落で弱基調になっている事から輸出向け価格は値下げとなっており、当地区を含む国内も連動して先週値下げの動きがあった。
    海外は依然として弱基調の環境にあるので、国内相場は様子見をしながら価格対応をしていくと予想される。

  • アルミ弱含み横ばい

    LMEは2,400ドル後半で推移しており先週からジリ下げとなっている。
    国内メーカーはLMEの下げ基調から新塊の価格も下がっており先安観が出てきているので、一部ウワ物については価格修正が入ると予想。
    またスクラップの発生状況は変わっていないため、価格が引き下げづらい状況となっている。

  • 電気銅建値弱含み横ばい

    LMEは9,500ドル後半で推移しており先週からジリ下げとなっている。
    一時は海外も購入意欲が強かったものの、中国をはじめとして需給が停滞してきていることで現状は購入意欲が薄れてきている。
    国内市況は先週からあまり変わっておらず、需給は依然として低位安定している。

市況用語の解説

  • 強い
    値上げの傾向が大きいと思われる。
  • 強含み
    値上げの傾向があると思われる。
  • 強含み横ばい
    やや値上げの傾向があると思われる。
  • 横ばい
    値動きは無いと思われる。平行線。
  • 弱含み横ばい
    やや値下げの傾向があると思われる。
  • 弱含み
    値下げの傾向があると思われる。
  • 弱い
    値下げの傾向が大きいと思われる。
  • 様子見
    値上げ、値下げどちらとも考えられ、様々な要因でどちらへ傾くか、様子を見る状態。

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