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週間市況予想

鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この 市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。 →市況用語の解説はこちら

2024.7.8~

  • 鉄屑横ばい

    為替は引き続き円安傾向で推移。
    当地区では今月複数のメーカーが炉修を予定しており、ディーラーは出荷を先行している状況。一方で、品種別の引き合いが顕著であり、上級品種はタイト。
    今週は関東鉄源を控えており、為替の推移も含め注視が必要。

  • 13Crステンレス弱含み

    船賃は引き続き高騰しており、海外市況は様子見状態。
    国内の発生スクラップは依然として薄いものの、海外相場が不透明なため輸出しづらく国内に荷が残りやすい状況。

  • 18-8ステンレス弱含み横ばい

    LMEは17,000ドル前半での推移。
    海外需要は回復しているものの、船賃の影響で価格が合わない状況。
    海外相場に引っ張られる形で値下げも考えられるが、当地区では依然として品物不足が価格の下支えとなっている。

  • アルミ弱含み横ばい

    LMEは2,500ドル前半で推移。
    中国のシップバックの影響もあり国内メーカーの在庫は増えており、当地区では原料の割高感から高値修正を行っている。
    一方で為替の円安傾向は続いており、当地区では依然としてスクラップ発生が薄いため先行き物不足が不安視されている。

  • 電気銅建値横ばい

    LMEは9,800ドル前半で推移。
    中国の経済政策やアメリカの利下げ等でLMEは乱高下している。
    自動車不正問題からの部品の生産も回復が遅れており、国内需給は引き続き低位安定。輸出向けもトーンダウンしている。

市況用語の解説

  • 強い
    値上げの傾向が大きいと思われる。
  • 強含み
    値上げの傾向があると思われる。
  • 強含み横ばい
    やや値上げの傾向があると思われる。
  • 横ばい
    値動きは無いと思われる。平行線。
  • 弱含み横ばい
    やや値下げの傾向があると思われる。
  • 弱含み
    値下げの傾向があると思われる。
  • 弱い
    値下げの傾向が大きいと思われる。
  • 様子見
    値上げ、値下げどちらとも考えられ、様々な要因でどちらへ傾くか、様子を見る状態。

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