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週間市況予想

鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この 市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。 →市況用語の解説はこちら

2024.7.15~

  • 鉄屑弱含み横ばい

    先週、一部メーカーで値下げが発表された。 為替の影響によるものと見られる。
    月末の炉休、炉修前までに集荷をする姿勢が見られるメーカーもある。発生薄が価格を下支えしているが、値下げの可能性もあるため注意が必要。

  • 13Crステンレス弱含み横ばい

    国内市況には先週から大きな変化はなく、国内メーカーの需要は堅調で需給は安定している。
    海外での需要はあるものの、高値は出ていない様子。
    海外指標の下落や為替の影響による、輸出向け相場の変動に注視が必要。

  • 18-8ステンレス弱含み横ばい

    LMEは16,500付近での推移。
    LME指標の下落や為替の変動により輸出相場に弱気な気配がみられるが、国内の需給は堅調で、市中発生薄が価格を下支えしている。

  • アルミ弱含み横ばい

    LMEは2,400ドル後半で推移。
    秋口頃に割安な輸入塊が到着することへの警戒感とビス付きサッシのシップバックによる国内流入の関係で、足元在庫が増えたメーカーも出てきており、高値の原料を引き下げたい意向。ただ依然としてスクラップの市中発生は薄いため、先行きは物不足が懸念される。

  • 電気銅建値弱含み横ばい

    LMEは9,700ドル付近。
    国内の需要は低調推移が続く。
    中国の需要停滞やLMEの在庫増加により、足元は弱含み気配にある。ただし、今週開催予定の中国共産党の三中全会において、景気刺激策が発表されるとの期待が高まっている。

市況用語の解説

  • 強い
    値上げの傾向が大きいと思われる。
  • 強含み
    値上げの傾向があると思われる。
  • 強含み横ばい
    やや値上げの傾向があると思われる。
  • 横ばい
    値動きは無いと思われる。平行線。
  • 弱含み横ばい
    やや値下げの傾向があると思われる。
  • 弱含み
    値下げの傾向があると思われる。
  • 弱い
    値下げの傾向が大きいと思われる。
  • 様子見
    値上げ、値下げどちらとも考えられ、様々な要因でどちらへ傾くか、様子を見る状態。

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