週間市況予想

鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この 市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。 →市況用語の解説はこちら

2024.8.5~

鉄屑弱い

夏季減産や炉修による荷止めや荷制限が続いており、メーカーの購入意欲は低い状況が続いている。為替が円高に振れており、海外の需要も低いため、国内外のスクラップの市況は軟調傾向。
13Crステンレス弱含み横ばい

コンテナの手配難による輸出難の状況は続いている。
海外相場と為替によって連動した値下げの可能性がある。
18-8ステンレス弱い

LMEは16,000ドル前後での推移。
先週と変わらず、発生薄が価格を下支えしているが、一部輸出向けで値下げの発表があったため、今週値下げの可能性がある。
アルミ弱い

LMEは2,250ドル前後で推移。
国内メーカーは輸入塊の下落にともない、国内の原料価格に下げ圧力かかっている。足元在庫を抱えているメーカーもあるのと大型連休中も稼働しないのもあり、スクラップ購入意欲は弱い。
電気銅建値弱含み

LMEは9,000ドル付近で推移。
為替の変動や外部市況の様々な要因の影響により、相場は下げ基調。市中発生は薄いが、国内の需要は低位安定している状況。輸出向け業者も中国国内の経済が低帶しているのもあり、輸出環境も惡化しており、購入意欲もトーンダウンしている。

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