週間市況予想

鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この 市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。 →市況用語の解説はこちら

2024.8.19～

鉄屑弱含み横ばい

当地区は連休明けで市中発生の減少が予測される。各メーカーは連休前、定修を実施しておりある程度の在庫を確保している状況。製品の販売環境がよろしくない為、引き続き為替環境や来月以降の各メーカーの生産動向によって値下げの可能性がある。
13Crステンレス弱含み横ばい

当地区メーカーは生産を維持しているものの、海外の輸出販売環境は依然として悪い。
輸出環境の動向に注視が必要。
18-8ステンレス弱含み横ばい

LMEは16,000ドル前後での推移。
依然として、国内の需要は堅調。輸出向けはLME、為替環境によって弱い状況にある。
他地区で先行的な値下げが行われれば、当地区にも波及してくる可能性がある。
アルミ弱い

LMEは2,300ドル前後で推移。
安価な輸入塊の流入により、国内の原料価格にさらなる下げ圧力が見込まれる。
メーカーの原料は在庫過多であり、購入意欲は引き続き弱い状況。
電気銅建値弱含み横ばい

LMEは9,000ドル付近で推移。
LMEは為替や投機的な動きで乱高下している。
国内の銅需要は依然として低位安定しており、荷動きも低調。
中国経済の減速により輸出環境も悪化している。

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