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週間市況予想

鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この 市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。 →市況用語の解説はこちら

2024.9.9~

  • 鉄屑弱含み

    先週、国内では相場変動が立て続けに発表されており、当地区でも値下げの動きとなった。
    当地区の一部メーカーでは減産を発表しており、需給も軟調傾向にある。
    為替も円高に振れており、輸出向けも引き合いが強くないのでまだまだ下げ余地も見られる。
    今週行われる関鉄源の結果に注視が必要である。

  • 13Crステンレス弱含み

    市況観は先週から大きな変化は無く、横ばい推移。
    引き続き、輸出環境の動向には注視が必要である。

  • 18-8ステンレス弱含み横ばい

    LMEは先週から下がっており15,000ドル後半での推移。
    輸出価格は月初から下落傾向にあり、国内価格もそれに連動して値下げとなっている。
    また、当地区の一部メーカーでも減産や荷止めといった対応をしていることから、相場については引き続き先安観が続くと予想される。

  • アルミ横ばい

    LMEは2,300ドル中盤で推移。為替は先週から円高に振れている。
    国内メーカーは8月後半に外部市況の反発と為替の円安影響、市中発生薄といった要因から原料価格が反発した。
    しかし、安価な輸入塊の影響や在庫の潤沢といった要因から価格を引き下げたい意向はある。したがって今後は外部市況の状況や為替の影響次第では下げの可能性もある。

  • 電気銅建値弱含み横ばい

    LMEは8,900ドル後半で推移。為替は先週から円高に振れている。
    国内市況はスクラップ発生が薄くメーカーの需要も高くはない為、引き続き低位安定している状況。

市況用語の解説

  • 強い
    値上げの傾向が大きいと思われる。
  • 強含み
    値上げの傾向があると思われる。
  • 強含み横ばい
    やや値上げの傾向があると思われる。
  • 横ばい
    値動きは無いと思われる。平行線。
  • 弱含み横ばい
    やや値下げの傾向があると思われる。
  • 弱含み
    値下げの傾向があると思われる。
  • 弱い
    値下げの傾向が大きいと思われる。
  • 様子見
    値上げ、値下げどちらとも考えられ、様々な要因でどちらへ傾くか、様子を見る状態。

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