週間市況予想

鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この 市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。 →市況用語の解説はこちら

2024.9.23～

鉄屑弱含み

先週引き続き国内及び当地区メーカーで値下げの発表があった。
国内の需給は軟調傾向が続いている。
為替、中国の影響で輸出価格も引合いが弱い状況が続くと予想される。
13Crステンレス弱い

当地区メーカーは減産傾向で値下げが予想される。
輸出は円高の影響を受けているが、フレート価格の改善と需要は依然としてあることから、輸出状況を注視が必要。
18-8ステンレス弱含み横ばい

LMEは16,000ドル台付近で推移しており、先週と比較すると少し上昇している。　
国内スクラップ発生は依然として低調で、メーカーの購入意欲は軟調傾向が続いている。
輸出価格は国内価格と同水準だが、為替や輸出環境への注視が必要。
アルミ横ばい

LMEは2,500ドル前後で推移、為替は144円台。
国内メーカーはLMEの反発と市中発生が薄いところから原料価格が下げづらい状況になっている。
先行安価な輸入塊の影響も出て来て製品価格が下がる懸念も出てくる為、再び弱含む可能性もある。
電気銅建値強含み横ばい

LMEは9,500ドル前後で推移。
国内需要は引き続き低位安定している状況。
LMEは外的要因により反発している為、先行高の期待感もあり、一段と荷動きが悪い状況。

バックナンバーはこちら