週間市況予想

鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この 市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。 →市況用語の解説はこちら

2024.9.30～

鉄屑弱含み

当地区の一部メーカーでは引き続き減産しており、需要は軟調傾向にある。
為替、中国の影響もあり、海外相場は弱い状況が続くと予想される。
13Crステンレス弱い

当地区メーカーは減産傾向で輸出相場も軟調感がでてきている状況。
今後輸出価格に合わせた価格調整をされる。
18-8ステンレス弱含み横ばい

LMEは17,000ドル台付近で推移している。　
スクラップ発生は依然として低調で、メーカーの購入意欲は引き続き軟調傾向が続いている。
今後の海外相場、為替共に注視が必要。
アルミ強含み横ばい

LMEは2,600ドル前後で推移。中国の経済刺激策での期待感が出てきておりLMEが上昇。
国内メーカーは先行きの安価な輸入会の流入による製品価格に影響が出てくる懸念を持っている。ただLME上昇と市中発生が薄く、原料の入りも悪い為、原料価格も下げづらい状況。
電気銅建値強含み横ばい

LMEは9,900ドル付近で推移。
国内需要は引き続き低位安定している状況。
LMEは外的要因により反発している。先行きの期待感から在庫を持っているところの荷動きが徐々に出始めている。

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