週間市況予想

鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この 市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。 →市況用語の解説はこちら

2024.10.7～

鉄屑横ばい

海外市況は中国国内の原料及び製品の値上げにより反発傾向。
輸出に関しては一部引き合いがあり、相場は下げ基調から一服感が出てきている。
当地区メーカーの需要については回復していないものの、今後の海外市況によっては相場反発の可能性がある。
中国の国慶節による影響には注視が必要。
13Crステンレス弱含み横ばい

為替は円安傾向にあるものの、10-12月のフェロクロム価格は値下げを発表している。
当地区メーカーについても需要は回復していないが、今後も海外市況には注視が必要。
18-8ステンレス横ばい

LMEは17,700ドル台付近で推移している。
為替についても円安傾向。
発生薄が依然として続いており、メーカーの生産動向には注視が必要。
アルミ強含み

LMEは2,600ドル後半で推移。
当地区メーカーについては安価な輸入塊の影響で製品価格も下げ基調ではあるものの、市中発生薄のため各メーカーの原料入荷も悪く、外部市況の上昇もあり購入していくポジションである。
電気銅建値強含み横ばい

LMEは9,960ドル付近で推移。
国内需要は依然として低位安定。
外部市況は上昇しているものの、当地区では発生薄と価格上昇の期待感から荷動きは一段と低迷している。

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