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週間市況予想

鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この 市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。 →市況用語の解説はこちら

2024.12.16~

  • 鉄屑弱含み横ばい

    先週の関東鉄源では前月比で値下げとなったが、それでもまだ国内相場を若干上回っている価格帯である。
    国内市況については先週に引き続き製品需要が悪いことからメーカーの粗鋼生産も低調だが、市中の発生薄といった要因もあって低位安定している。

  • 13Crステンレス弱含み横ばい

    先週から環境に大きな変化は見られない。当地区メーカーは減産期のため需給は低調で低位安定している。
    先週より為替が円安に振れているが、フレート価格の上昇の要因もあって相場は下げ基調である。

  • 18-8ステンレス弱含み

    LMEは15,000ドル後半での推移、為替は153円台/ドルと先週よりは円安に振れている。
    今月は韓国向けへの引き合いが弱く、輸出価格も下がっている。
    国内も上記の観点から連動して下げ相場になっており、当地区以外のメーカーでは値下げの動きを見せている。
    今後も弱い基調が継続する見込みなので、当地区についても注視が必要である。

  • アルミ弱含み横ばい

    LMEは2,500ドル後半付近での推移。
    外部市況は堅調な推移をしているが新塊相場に天井感が出てきている。
    原料価格は割高傾向にあるので、国内メーカーは原料価格を下げたい意向。しかしスクラップ発生薄の観点から下げにくい状況でもある。
    今月末~来月頭は連休に入るメーカーが多く稼働日数が少ない事も踏まえると、先行して価格調整をする可能性も考えられる。

  • 電気銅建値弱含み横ばい

    LMEは9,000ドル付近での推移。
    国内は引き続き需給が低調推移をしており発生薄ということから低位安定している。
    海外も需要が回復しておらず引き合いも強くはない。

市況用語の解説

  • 強い
    値上げの傾向が大きいと思われる。
  • 強含み
    値上げの傾向があると思われる。
  • 強含み横ばい
    やや値上げの傾向があると思われる。
  • 横ばい
    値動きは無いと思われる。平行線。
  • 弱含み横ばい
    やや値下げの傾向があると思われる。
  • 弱含み
    値下げの傾向があると思われる。
  • 弱い
    値下げの傾向が大きいと思われる。
  • 様子見
    値上げ、値下げどちらとも考えられ、様々な要因でどちらへ傾くか、様子を見る状態。

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