週間市況予想
鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この
市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。
→市況用語の解説はこちら
2025.1.6~
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鉄屑弱含み横ばい
国内は依然としては製品需要が低く、メーカーの粗鋼生産は低調。
市中のスクラップ発生薄や為替が円安に振れていることがスクラップ価格を支える要因となっていると考えられる。
今週、関東鉄源を控えているため足元での積極的な値動きは考えづらい。 -
13Crステンレス弱含み横ばい
国内外メーカーともに購入意欲は低い。
足元で為替が円安に振れている事が、輸出価格の下支えになっていると考えられるがフレート上昇等の懸念点もあるため注視が必要。 -
18-8ステンレス弱い
LMEは14,900ドル台での推移。
国内外の需要は低くLMEの下落がスクラップ価格に反映される可能性が考えられる。 -
アルミ弱含み
LMEは2,400ドル後半で推移。
国内メーカーに関しては市中発生は薄いものの、年末に先行の相場感も見たスクラップディーラーが在庫を放出した為、原料の入荷は多く在庫も増えている状況。
製品価格が上がりきれていない中で、原料価格が高騰しすぎている為、価格調整が入る模様。
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電気銅建値弱含み横ばい
LMEは8,700ドル台中盤で推移。
国内の需給は引き続き低調推移。
中国国内の景気後退や、春節を控えた荷動きの停滞もあり輸出環境も鈍化の状況。
市況用語の解説
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- 強い
- 値上げの傾向が大きいと思われる。
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- 強含み
- 値上げの傾向があると思われる。
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- 強含み横ばい
- やや値上げの傾向があると思われる。
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- 横ばい
- 値動きは無いと思われる。平行線。
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- 弱含み横ばい
- やや値下げの傾向があると思われる。
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- 弱含み
- 値下げの傾向があると思われる。
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- 弱い
- 値下げの傾向が大きいと思われる。
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- 様子見
- 値上げ、値下げどちらとも考えられ、様々な要因でどちらへ傾くか、様子を見る状態。