週間市況予想
鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この
市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。
→市況用語の解説はこちら
2025.1.13~
-
鉄屑横ばい
先日行われた関東鉄源は先月比2,071円増加の4,4810円となっている。
今回の発表は関東湾岸価格と開きがあり、国内外ともに購入意欲は低く、輸出は為替の円安傾向が価格の下支えとなっている。
当地区は市中スクラップの発生薄が続いており、メーカー入荷は堅調。輸出相場と市中の荷動きには注視が必要。
-
13Crステンレス弱含み横ばい
フェロクロムの1-3月価格については値下げで推移。
海外では船賃の一部値下げを発表しているものの、依然として購入意欲は低いため上値が重たい状況が続く。
-
18-8ステンレス横ばい
LMEは15,300ドル台での推移。
先週値下げを発表したことで、足元は下げ一服感が出ている。
メーカーの購入意欲は低いものの、引き続き為替とスクラップ発生薄が価格の下支えとなっている。
-
アルミ弱含み横ばい
LMEは2,500ドル台で推移。
メーカーについては年末からの在庫を消化できておらず、引き続き原料価格を調整したい意向。製品需要についても戻っておらず、為替と海外市況が価格の下支えとなっている。 -
電気銅建値横ばい
LMEは8,900ドル台後半で推移。
海外市況は乱高下気味なものの、足元は値戻ししている。
国内外ともに需給は引き続き低調推移。
市況用語の解説
-
- 強い
- 値上げの傾向が大きいと思われる。
-
- 強含み
- 値上げの傾向があると思われる。
-
- 強含み横ばい
- やや値上げの傾向があると思われる。
-
- 横ばい
- 値動きは無いと思われる。平行線。
-
- 弱含み横ばい
- やや値下げの傾向があると思われる。
-
- 弱含み
- 値下げの傾向があると思われる。
-
- 弱い
- 値下げの傾向が大きいと思われる。
-
- 様子見
- 値上げ、値下げどちらとも考えられ、様々な要因でどちらへ傾くか、様子を見る状態。