週間市況予想

鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この 市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。 →市況用語の解説はこちら

2025.1.27～

鉄屑弱含み

当地区メーカーは、一部電炉の事故に伴う需要減などを背景に弱含み傾向にあるが、先週時点では一部のメーカーのみの値下げに留まった。
市中の発生が薄い為、当地区メーカーは慎重な対応をしている。
13Crステンレス横ばい

先週引き続き国内メーカーの需給は低位安定しており、海外相場に大きな変化は無い。
今後の海外需要、為替に注視が必要。
18-8ステンレス横ばい

LMEは15,000ドル半ばでの推移。
国内は依然として低位安定している。
海外は韓国ポスコが反発しているが、国内外の相場に大きな影響は無い。引き続き海外需要、為替の動きに注視が必要。
アルミ横ばい

LMEは2,600ドル台と高値を維持している。
国内メーカーについては製品価格の頭打ちと製品需要が伸び悩んでいる為、生産も上がらず、原料価格が高騰し続けている中、調整したい意向は変わらず。
しかし、市中原料発生薄から先行き原料不足と、円高傾向にある為海外流出の懸念も出てきている。
電気銅建値横ばい

LMEは9,100ドル台半ばで推移している。
国内の需給に関しては変わらず低調である。
海外は中国が春節に入り荷動きが悪い。春節明けの動向に注視が必要。

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