週間市況予想
鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この
市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。
→市況用語の解説はこちら
2025.2.3~
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鉄屑弱含み横ばい
国内発生は年明けから低調。当地区メーカーは減産傾向、一部メーカートラブルにより、甲山は余剰感かあるが、新断は輸出向けで高値が出ているため需給はタイト。
春節明けの輸出価格次第によっては値動きが予測される。
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13Crステンレス横ばい
国内外の需要は弱く、販売環境に大きな変化はない。
春節明け海外の需要、為替に注視が必要。
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18-8ステンレス横ばい
LMEは15,000ドル半ばでの推移。
一部輸出向けで値戻しの動きがもられるものの、国内の状況は先週と比較しても大きな変化は無い。市中スクラップ発生は薄く、メーカーの需要も低調でバランスしている。
輸出環境の変動によっては、値動きが考えられる。
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アルミ横ばい
LMEは2,600ドル前後で維持。
国内メーカーは製品価格が頭打ちになったのと、製品需要も悪い為、生産も伸び悩んでいる。原材料価格が高騰しすぎているので、調整したい意向。
しかし外部市況の上昇で新塊相場が下がらないのと、市中発生が薄い為価格は下げづらい状況。
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電気銅建値横ばい
LMEは9,000ドル付近推移している。
国内の需給に関しては変わらず低調である。
輸出向け中国が春節に入り荷動きが低調。春節明けの中国の動向に注視が必要。
市況用語の解説
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- 強い
- 値上げの傾向が大きいと思われる。
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- 強含み
- 値上げの傾向があると思われる。
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- 強含み横ばい
- やや値上げの傾向があると思われる。
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- 横ばい
- 値動きは無いと思われる。平行線。
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- 弱含み横ばい
- やや値下げの傾向があると思われる。
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- 弱含み
- 値下げの傾向があると思われる。
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- 弱い
- 値下げの傾向が大きいと思われる。
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- 様子見
- 値上げ、値下げどちらとも考えられ、様々な要因でどちらへ傾くか、様子を見る状態。