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週間市況予想

鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この 市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。 →市況用語の解説はこちら

2025.3.10~

  • 鉄屑横ばい

    当地区一部メーカーは先週新断のみの値上げ発表を行った。港との価格差を埋めるための調整的な対応をしたとみられる。当地区メーカーは今月も粗鋼生産が低調なことから需要量も減少しているが工場発生、市中発生も薄く静観。今週は関東鉄源の動きに注視が必要。

  • 13Crステンレス横ばい

    当地区メーカーの需給に大きな変化は無い。為替が円高に振れてきている為、輸出向け価格が若干値下がりしている。引き続き為替の動きに注視が必要。

  • 18-8ステンレス横ばい

    LMEは16,000ドル台での推移。
    国内の需要は薄くメーカーの生産は低い。しかしスクラップ発生薄は依然変わらず、一部ナイモノ高が続いている。輸出に関しては為替が円高に振れていることもあり引き合いは弱い。

  • アルミ弱含み横ばい

    LMEは2,700ドルと高騰している。為替は円高に振れている。国内メーカーは自動車の生産が振るわず、製品在庫を抱えている為引き続き製品需要は低調と予測される。為替が円高に振れており輸入塊が国内スクラップより安い為、国内原料への下げ圧力も考えられる。

  • 電気銅建値横ばい

    LMEは9,600ドル前後での推移。
    LMEはトランプ氏の発言を背景に不透明である。為替は円高に振れている為輸出市場も需要が低調で活発な動きはない。国内の需給については依然として伸び悩んでおり引き続き低位安定している。

市況用語の解説

  • 強い
    値上げの傾向が大きいと思われる。
  • 強含み
    値上げの傾向があると思われる。
  • 強含み横ばい
    やや値上げの傾向があると思われる。
  • 横ばい
    値動きは無いと思われる。平行線。
  • 弱含み横ばい
    やや値下げの傾向があると思われる。
  • 弱含み
    値下げの傾向があると思われる。
  • 弱い
    値下げの傾向が大きいと思われる。
  • 様子見
    値上げ、値下げどちらとも考えられ、様々な要因でどちらへ傾くか、様子を見る状態。

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