週間市況予想
鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この
市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。
→市況用語の解説はこちら
2025.3.31~
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鉄屑強含み横ばい
為替は円安傾向。国内外ともに一部の上級品種を中心に引き合いが続いている。
当地区でも一部メーカーが新断の値上げを発表したが、その他品種は据え置く姿勢。
生産についても依然として低調推移のため、輸出価格次第で値動きが考えられる。
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13Crステンレス横ばい
需給は引き続き低位安定。為替が価格の下支えとなっている状況。
船賃に一服感がある中で、今後の需給と外部市況の動向には注視が必要。
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18-8ステンレス横ばい
LMEは16,000ドル前後で推移している。国内の需給は依然として低位安定。
輸出市場では一部で値上げを発表しているものの、当地区ではメーカーの減産から目立った動きはなく上値は重たい状況。
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アルミ弱含み
LMEは2,500ドル中盤で推移している。
アメリカからの自動車関税や国内メーカーの減産による製品需要減など先行き不透明な状況が続く。
またLME続落により高騰している原料価格に下げ圧力もかかっている状況。
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電気銅建値弱含み横ばい
LMEは9,700ドル後半で推移。国内メーカーの生産についても低調推移。
LMEは先週のトランプ大統領の追加関税発表から下落傾向が続く。今後の製品需要の動向には注視が必要。
市況用語の解説
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- 強い
- 値上げの傾向が大きいと思われる。
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- 強含み
- 値上げの傾向があると思われる。
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- 強含み横ばい
- やや値上げの傾向があると思われる。
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- 横ばい
- 値動きは無いと思われる。平行線。
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- 弱含み横ばい
- やや値下げの傾向があると思われる。
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- 弱含み
- 値下げの傾向があると思われる。
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- 弱い
- 値下げの傾向が大きいと思われる。
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- 様子見
- 値上げ、値下げどちらとも考えられ、様々な要因でどちらへ傾くか、様子を見る状態。