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週間市況予想

鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この 市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。 →市況用語の解説はこちら

H24.10.8~

  • 鉄屑弱含み

    メーカーは在庫をある程度抱えており、自動車生産の低下から年内は需要が見込めない。
    一部メーカーでは入荷制限もしており海外輸出も韓国メーカーが国内屑へシフトしていることから弱い基調が続くと見られる。

  • 13Crステンレス弱含み

    依然メーカーは生産低調で、需要も少ない。
    指標となる鉄相場の下げの影響をうけ、今後も相場感としては弱い状況が続く。
    フェロクローム価格も値下がりしており上向く見込みは少ない。

  • 18-8ステンレス横ばい

    海外相場の値上がりからメーカーは値上げを発表したものの生産・需要共に低い水準のままで、一層の値上げは消極的な状況。

  • アルミ強含み横ばい

    海外相場では足元若干の挙げ余地が見られる。
    ただ自動車生産の落ち込みから製品価格は出ておらず、メーカーは値上げに関しては慎重な姿勢を崩さない。
    輸入塊も入着しており高値でのスクラップ購入は考えづらい。

  • 電気銅建値様子見

    建値700,000-/t

    金融緩和での資金の流入からLME価格は高い水準に来ており、今後も注意が必要。
    一方国内需要に関してはメーカーの購入意欲は乏しく、建値に比べて低い水準での販売状況となっている。

市況用語の解説

  • 強い
    値上げの傾向が大きいと思われる。
  • 強含み
    値上げの傾向があると思われる。
  • 強含み横ばい
    やや値上げの傾向があると思われる。
  • 横ばい
    値動きは無いと思われる。平行線。
  • 弱含み横ばい
    やや値下げの傾向があると思われる。
  • 弱含み
    値下げの傾向があると思われる。
  • 弱い
    値下げの傾向が大きいと思われる。
  • 様子見
    値上げ、値下げどちらとも考えられ、様々な要因でどちらへ傾くか、様子を見る状態。

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