週間市況予想
鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この
市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。
→市況用語の解説はこちら
Ｈ24.11.5～
-
鉄屑様子見
現状、為替が円安に振れている関係から輸出価格が上げ基調となっているが国内メーカーの動向は製品販売の低迷によって生産を落とし原材料の購入も減少しているといった状況になっている。
-
13Crステンレス弱含み
依然として国内メーカーの状況は生産、需給共に低調推移が続いている。
鉄屑価格やフェロクロムの下げ基調を踏まえて状況が改善することは考えにくい。
-
18-8ステンレス弱含み
国内メーカーの生産は減少推移となっており、材料需要や市中の発生に関しても低調となっている。
またLMEの下落によって、もう一段階の価格下げの雰囲気が強い。
-
アルミ弱含み
自動車生産減の影響を受けてメーカー側も減産が続き、購入意欲も落ちている。
またLMEの下落推移によって値下げの傾向が強い。 -
電気銅建値様子見
建値 ６６０，０００－／ｔ
建値基準では今後も海外情勢、為替、投機影響から変動するものと思われる。
需要面では、真鍮や下級屑に対しての需要はあるがその他の品種は一定水準を保っている。
市況用語の解説
-
- 強い
- 値上げの傾向が大きいと思われる。
-
- 強含み
- 値上げの傾向があると思われる。
-
- 強含み横ばい
- やや値上げの傾向があると思われる。
-
- 横ばい
- 値動きは無いと思われる。平行線。
-
- 弱含み横ばい
- やや値下げの傾向があると思われる。
-
- 弱含み
- 値下げの傾向があると思われる。
-
- 弱い
- 値下げの傾向が大きいと思われる。
-
- 様子見
- 値上げ、値下げどちらとも考えられ、様々な要因でどちらへ傾くか、様子を見る状態。