週間市況予想

鉄や非鉄属は様々な要因により、相場変動が生じます。
今日では日本の金属スクラップも国際商品となり、海外からの影響を非常に大きく受けるようになりました。
なお、この 市況予想は、あくまでも弊社営業部独自の予測であることをご了承願います。 →市況用語の解説はこちら

Ｈ25.1.28～

鉄屑様子見

輸出価格は下がっており、韓国内の荷動きも一部メーカーでの荷止めが
あるなど風向きが変わっている。
国内は一部メーカーが新断値下げ発表があったものの高値の調整と見られ、来月生産も比較的好調なことから大きな下落は考えにくい。
13Crステンレス強含み横ばい

国内の需給は変わらず低調。
鉄スクラップの上げ基調が変わり始めたが、新断との格差は依然として少ない。
円安の影響で港価格に値上げの傾向が見られ調整値上げも考えられる。
18-8ステンレス横ばい

メーカー生産は低調なままで需給は変わっていない。
海外相場も大きな変動は無く横ばい推移と見られる。
アルミ強含み横ばい

海外相場は若干下がっているものの、為替が円安に進行している事が下支えになっている。
輸入塊よりもスクラップのメリットが強くなっているのと自動車生産が上向いていることが価格を押し上げて行くと思われる。
電気銅建値様子見

建値７６０,０００－／ｔ
足元の建値は若干の上げ余地が見られる。
海外相場は大きな動きが見られないが為替が円安へ進んでいることが要因。
製品需要が悪い状況は変わらず、メーカーの買い意欲は低い。

バックナンバーはこちら