若い時に海外勤務を経験したことが役立っています。

地元である愛知県で就職したいと考えたことと、人が生きている限り金属スクラップはなくならず、リサイクルビジネスは今後さらに成長していくと考えたことが、当社に入社した動機です。
入社後2年間営業を経験し、1年間現場に出て、その後韓国の工場で3年半、現場作業を経験しました。帰国後は現場で使う加工設備メーカーに1年間出向してメンテナンスの勉強をし、その後、現在の生産管理部に配属となりました。営業や現場、管理という異なる職種を経験し、海外でも勤務経験を積むなど、一つの会社に所属しながら様々な知識や技術を習得できたことが、自分の成長につながっていると思います。
特に、若い時に海外に行って、言葉が通じない人たちと身振り手振りやカタコトの韓国語でコミュニケーションを取る努力をした経験は、今の生産管理の現場でも、こちらの意図を相手に理解してもらうためにはどうすればいいかを考える上で役立っています。

新しい技術を取り入れ、挑戦していきたい。

現在は生産管理部の上司や先輩・同僚と協力しながら、当社の全ての工場の管理をしています。本社でデスクワークをするだけでなく、各工場にも出かけて行って、製品品質の管理や設備の保全管理を行っています。数年前までの当社は、仕事のカンやコツを先輩から後輩に伝承しながら業務を行っていましたが、経験の短い人でも確実かつ効率的に仕事を進め、安定した品質の製品を生産し続けるには、ルールやマニュアルが必要になるため、今はその作成に注力しています。また、設備に不具合があった時は、簡単なものであれば私が直しています。どの仕事も専門的な知識が求められるので、スキルアップした時には達成感を味わえます。
現在の夢は、継続的に品質と数量を安定して供給するための工程管理・品質管理の仕組みを作ること。設備の電気化や省エネ化など、常に新しい技術が出てくるので、しっかり勉強して取り入れていきたいと考えています。挑戦したいと手を上げればチャンスをくれる会社ですから、新しいことに挑戦し、工場をさらに良くしていきたいと考えています。